海からプールへ。そして光

私の部屋は今や〜。
マッサージオイル塗れになりつつある。服も?う〜ん。
スイミング・プール」と「真珠の耳飾りの少女」観た。
オゾン監督とランプリングの組み合わせは最強かも。
しかしサニエちゃんの連れ込む男は何故皆イマイチな変な男ばかり?
オゾンの悪意を感じる…もっと奇麗目な可愛いコちゃんだっていくらでも、と思うんですけど。サニエちゃんの眩ゆ過ぎるヴィーナス・ボデーを以ってすれば。つかよくあそこまで鍛えたな…スゴイです。
どこどこ?街のこの雰囲気は?と思ったらプロヴァンスだったよ。イギリス人だからね。
まぼろし」のときはお洒落なカッコもしてたのに、今回はイギリスの品は良いけど野暮で超素っ気ないインテリオバさんスタイルで徹底!という感じで頭が下がりました。他の服と明確にトーンの異なる赤いガウンの使われ方は分かり易かったですな。
ラストのやられた感が…オゾンにやられた〜という感覚にくらくらして、あれは?これは?といろいろ考えてしまいます。多分観客ほぼ全員がくらくらだった筈。
全編裸祭りとゆー感じでやっぱフランス映画だよなアメリカ映画じゃムリだよなセクシーじゃなくてエロティックだからね。若い男の子とか刺激が強過ぎるかもだ。別にいいのか。
スカーレット・ヨハンソンにはすっかりラブです。彼女の出て来るシークェンスを見ているだけで心に酸素が巡ります。すっかりおっさんな俺。
いやほんと彼女は素晴らしい。
しかしどーしてこーもどーしよーもない男ばっか出て来るんや?と思ったら女性作家による原作アリだったのね。納得。
あのパトロンとか最悪だしな。
コリン・ファースさんの取り憑かれた眼差しはスバラシイです。アーティスト、かつ男。しかしそれだけ。というとこが妙にリアル。
ああスカーレットの眼差しが…忘れられません。ていうか絵と被るシーンでは誰もがぞくっと来るに違いない。彼女がいたから出来た映画なんだよなやっぱり。
冒頭の野菜がすごくすごくものすごくきれい。雲はもっときれいに撮れたのでは?
でも映像はトーン抑え目ながら瑞々しくて流石の奇麗さでした。
でもスカーレットの表情なんですこの映画を独特なものにしているのは。
「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン!」"Dreamers"見たいですね。
ジーン・セバーグくるりと新聞だかを丸めて目に当てて君のことは何でも分かると言われて涙をつーっと流すシーンがたまらん大好き。って「勝手にしやがれ」だが。